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ふわふわな気分 

旅行と文房具 @YOKOHAMA

(書評)10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと 山口揚平著 答えのない不安を自信に変える賢者の方法

書評

この本は、2人の登場人物(僕)と(紳士)の会話によって進む物語であり、21世紀の社会においてどうやって生きて行ったら良いか、考えることのできる本であります。

小説のように会話が進むため大変読みやすく、移動時間のスキマに読むことができました。情報はめまぐるしく変化していく中で、最新の本を手に取り読むことも意識的にしています。今後、社会がどうなりどう対応して行ったら良いのか考えることができる本であり結構ブックイヤーがついた本でありました。

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この本でブックイヤーのついた箇所を1つだけピックアップして簡単にまとめてみたいと思います。

 

第一章 スノーボールを転がせ! 「学び方を学ぶ」ことが、成功への近道になる

成功のコツは、成功するまでやること

そのためには、「継続する」仕組みをつくること

これについてはなるほどと感じます。私も勉強においては(語学など)モチベーション頼りで始めようとして、まず実行から行うことが多いですが、すぐ続かないことが多々あります。それらを続けるための仕組みをしっかり作ることができる人のポイントであると理解しました。根源的欲求に結びつけてやるべきことを言語化したり、数値に落とし込むことで明確になります。

 

第2章 格差社会と沈む日本を乗り越える

日本の階層化についてはあと10年で階層化の蓋が閉じる

そして日本の未来についてはコミュニティとグローバルネットワークのコミュニティの両方で居場所を作る

日本が競争力を持つ為には、各地域がブロック化してそれぞれの地域のブランディングを強化する必要があるとといている。また各々は品位や教養、人間としての成熟が必要になってきている。

 

第3章 作る世界から作らない世界へ

noore is more から less is more へ

今後、社会は縦の社会から横の社会に変化していくので、コニュニティを形成・作ることが非常に大事になっていくと書かれている。コニュニティを強くすればするほど、お金を使わなくて済み、お金はただの数字ではなく、信用を伴う数字へと変化していく。すなわち、コミュニティ内において分配しあうことが置きていき、大量生産を否(いまもだけど)になることは明確である。

 

第4章 コミュニケーション 優秀さは謙虚さと能力のかけ算である

すべては本質を知ること、そして少しずつ上達すること

コミュニケーションの本質は距離のマネジメントであり、自分ではなく相手に注意を向けることが大事である。そのためのコミュニケーション能力のスキルが多く書いてありました。(それは割愛します)上記の章にあるように縦の社会から横の社会に変化していくにおいてはますますコミュニケーション能力が必要になってくることはとても理解できたそのためのスキルアップは相手の立場にたつという本質は変わらないと感じております。

 

第5章 僕達は何を学んできて、これから何を学べばいいのか

21世紀の3C 好奇心 創造力 信用力となる

教育は時代遅れであり、産業は経済体よりも共同体を作ることにシフトしていくことがあげれている。つまり、思想心理や物事の本質をしっかりと捉えその本質を考えることで物事は効率的になるという考え方である。各章の項目にあった内容がこの章では結論として位置づけられており、哲学的な要素も強い。

 

第6章 事業の本質 1人でも食べいくために仕事を創り出す

事業に対して大事なのは、「何をやるか」ではなく「何をどこでどのようにやるか」が大事である

事業のパーツを理解してイシューに対して本質で考えて実行することが非常に大事なんだなあと改めて考えた内容でした。やはり結果としては本質が大事であり、表面上での理解ではなく各パーツの理解が必要であると感じました。

 

まとめ

最後に2つのブックイヤーを取り上げます。

①21世紀の人間の仕事とはアートとデザイン

②エリートというのは自己が満たされているが故に公共への意識を尽くすもの

この2点です。21世紀はどんどんシステム化されており、アートとデザインが最終的にピックアップされる項目になりつつあります。またエリートという考え方も高学歴等ではなく人間的に優れた人(自己が満たされている)であるという定義は理解できます。

この本においては今後の世界変化を見据えた上でどういう考え方で生きて行けば良いかヒントになることが多々あるとても良い本でした。一読することをおすすめします。